NTT都市開発の分譲マンションと言えば「ウエリス(Wellith)」というブランドです。
オフィスビル、商業施設、ホテル、高齢者向けの住宅、賃貸以外に分譲マンションも供給しています。
NTT都市開発のマンション「ウエリス」の特徴や、他社と異なる点について紹介します。
ウエリス(NTT都市開発)の特徴
- 設立:1986年
- 営業地域:首都圏、関西圏、東海圏
- 会社:NTT都市開発
- コンセプト:誠実に、革新的に
- 会員限定サービス:ウエリスクラブ
NTT都市開発はオフィスや賃貸を中心に営業を開始し、その後住宅、商業、ホテルなどと事業を広げていった会社です。
その住宅事業のブランドが「ウエリス(Wellith)」になります。マンション以外に一戸建てなどの供給も行っています。
「ウエリス(Wellith)」とは「Well(心地よい)」と「With(共に)」という英語を組み合わせた造語で、「共に心地よい」暮らしをという願いから2015年のリニューアル時より付けられました。
スローガンである「誠実に、革新的に」は住まいづくりに誠実であること、住居者に誠実であることを基本として、希望や理想に寄り添う姿勢や家族の将来や新しいスタイルを共に考えていきたい、そしてニーズや時代の変化に応えていくという想いからきています。
小規模マンションもありますが、どちらかと言うと大型ファミリー向けのマンションが多い印象です。
管理については子会社である「エヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービス」が管理委託として担当しています。
ウエリスブランドの種類
- ウエリス:マンション
- ウエリスタワー:タワーマンション
- ウエリスパーク:一戸建て
- ウエリスコート:一戸建て
- ウエリスオリーブ:サービス付き高齢者向け住宅
NTT都市開発のマンションはウエリスやウエリスタワーというブランド名。「ウエリス+場所の名前」が付きます(名称一例、ウエリス帝塚山、ウエリス京都修学院など)。
タワーマンションの場合は「ウエリスタワー谷町四丁目」のような名前になります。
それ以外に一戸建てはウエリスパーク、ウエリスコート。サービス付き高齢者向け住宅はウエリスオリーブと言う名前。
どれもウエリスという名前が使われています。
会員限定サービス「ウエリスクラブ」
ウエリスクラブに入会すると、NTT都市開発の分譲物件の最新情報や、会員限定のサービス、プレゼント情報などを優先的に受けられる会員です。
モデルルームの事前案内会もあるので、新築マンションを探されている方は登録しておきましょう。
ウエリス(NTT都市開発)が他社とは異なる点
ウエリス(NTT都市開発)が他社とは異なる点をまとめました。
NTTグループの特徴を活かしたマンション展開
他社と異なる点を挙げるとすれば、NTTグループという巨大企業の特徴を活かしたマンション展開を行っている点です。
普通にマンションをつくるだけではなく、NTT都市開発以外のNTTグループが参加しての「つなぐTOWNプロジェクト」を行っています。
- NTT都市開発:分譲マンション
- つなぐTOWNプロジェクト:NTTグループ企業
この「つなぐTOWNプロジェクト」に参加しているNTTグループ企業というのは、マンションで生活していく住人に向けたサービスになります。
例えばケア・介護サービスの実施、食堂などを加えてのサービス付き高齢者向けマンションなども実施し、マンション+生活を一体にしている点がウエリスの大きな特徴です。
「つなぐTOWNプロジェクト」で最近行われているのは、「つなぐカフェ」や地域図書館「まちライブラリー」などを実施し、周辺住民との交流を行ったりしています。
これらのサービスはNTTグループという大きな一大組織だからこそできることだと思います。まだ一部のマンションでしか行われていませんが、今後さらにサービスが増えプロジェクトが大きく進んでいき、多くのウエリスで実施されていくものと予想できます。
第三者からの品質管理体制チェックを行っている
その他、同じグループだと体制が甘くならないように、第三者からの品質管理体制のチェックを行っているのも大きな特徴の一つです。
社外からチェックをしてもらうことにより、安全・安心・品質・耐久性などをあげることに繋がります。
重要品質管理項目は16ステージもあり「監理者・施工者の能力を引き出すための気づきも貰える」と話しています。
住みたい街を中心にマンション事業を展開
最後に立地の視点ですが、住んでみたい都市というのは自ずと限られてきます。その住んでみたい街を中心にマンション事業を展開しているように感じます。
そのため購入希望者が多く、購入後もマンションの資産価値が下がりにくく、実際に住んでも満足度が高いという結果に繋がっています。