中古マンションをリフォームする場合、リフォーム済のマンションを購入するよりは、自分でリフォームする方が安くなります。
中古マンションを購入し、リフォーム(リノベーション)することは手間がかかるので大変そうに見えますが、実際に行ってみると、自分のイメージ通りのマンションができあがるので、楽しくなってきますよ。
新築マンションよりも自由度が高くなるというメリットもあるので、今では中古マンション購入者の6割がリフォームしています。
今回は、中古マンションをリフォームする上で、失敗しないポイントを3つまとめました。
段取り通りに進めていきましょう。
1.設計士に理想を要望し、納得できる図面をつくる
リフォーム工事をする前に、自分の理想の部屋やイメージを設計士に話しましょう。それに従って図面をより正確なものにしていきます。
基本的にはこの図面作りが最も重要。これが希望通りになるように躊躇せず何度も話し合いを行います。
納得できる図面ができないと、後から違ったものに変更することになります。
そうなると時間もお金もより必要となってくるので、設計士とのすり合わせが最も重要になります。
2.見積もりと予算を比較する
要望を伝え理想のマンションリフォームの図面ができれば、次は見積もりをとってもらい予算を比較してみましょう。
希望を全部伝えた場合は、見積もり金額の方が予算よりもオーバーしていることが多いです。
予算通りであればそのままGO!
もし予算がオーバーしていたら、どこを諦めて削るのかを決めましょう。
3.リフォーム工事中に現場に行くことで、平面図と現場との違いに気がつく
リフォームの数週間前にそのマンションの管理組合にリフォーム申請をし「どの場所をリフォームするのか?」、「どの部材を使用するのか?」の確認をします。
その後、リフォーム工事がスタートします。
これまでは図面を通じての要望でしたが、いざリフォーム工事が始まり現場に行くと、思っていたよりも狭い、広い、低い、高いなど違ったことに気がつきます。
これまでは平面図からでしたが、実際に施行中の現場に行くと、これまで気がつかなかったことが明らかになってきますよ。
そのようなことが絶対にあるので、何度か現場に行き、打ち合わせをするようにしましょう。
最後に
1設計士との図面作り〜2見積もりの比較までは流れの中でよくありますが、3のリフォーム中の現場に行く人は比較的少ないので、ぜひ足を運んでみてください。
もし何も気になる点がなければそれで良し。
実際に行ってみると、思っていたことと違っていたりすることがよくあります。
現場をみると立体的に見られるので、新しい気づき、発見があります。後からでは変更が難しくなるので、ぜひ施行中の現場に行って見てください。
この手間を惜しまなければ、理想の部屋作りができますし、実際に住むのが楽しくなってきます。
後で「思っていたのとは違った」ということにならないようにしましょう。