名鉄不動産の分譲マンションと言えば「メイツ・メイツブラン」というブランドです。
地元名古屋(関東圏)を中心に、関東圏と関西圏の3大都市に供給しています。60周年を迎え事業が年々大きくなる老舗ブランドであり、総合デベロッパーです。
「メイツ」や「メイツブラン」の特徴や、他社と異なる点について紹介します。
名鉄不動産「メイツ・メイツブラン」の特徴
- 設立:1949年(創立1959年)
- 営業地域:東海圏、首都圏、関西圏
- 会社:名鉄不動産
- コンセプト:時代の変化に適応しながら「安心・安全・快適」な住環境の提供を目指す
名古屋鉄道を中心に140社以上の事業を展開しているのが名鉄グループで、その一つが名鉄不動産。創立がなんと60周年を迎えた超老舗デベロッパーです。
名鉄不動産は新築分譲マンションを担当。庭などは「名鉄環境造園株式会社」が担当、建設後のアフターサービスは「名鉄コミュニティライフ株式会社」が管理を担当と、マンションの全担当を名鉄グループで行っています(他社との共同事業の場合は除く)。
その他のグループでは、賃貸マンションや仲介、リフォームなども行っています。
名鉄グループだけに東海圏をメインにしていますが、大手デベロッパーなので、首都圏と関西圏をあわせた3大都市でマンションを供給。最も多くの分譲マンションを供給しているのはニーズが多い関東圏になります。
名鉄不動産のマンションブランド
- メイツ:一般的なマンション
- メイツブラン:長谷工コーポレーションとのコラボ
- プライムメイツ:高級マンション
- プレティナレジデンス
名鉄不動産のブランド名は複数ありますが、一般的には「メイツ+地名」が使われています。高級マンションは「プライムメイツ+地名」を使っているようです。
気になっていた「メイツブラン」について調べてみたところ、名鉄不動産と長谷工グループが共同でマンションを供給している場合に使われているブランド名のようです。
名鉄不動産「メイツ」の意味
マンションブランドとして使われている「メイツ」という意味ですが、これは「名鉄不動産」を略して「メイツ」としています。
そしてもう一つは英語の「メイツ(mates)」からも来ているように思います。メイツの意味は「仲間」ということから「仕事の仲間」や「そのマンションの住人」などの意味も込められているように思います。
今回メイツの意味を調べてみましたが、詳細には書かれていなかったので、このような意味があるのではと推測して書いているので、その他にも意味があるのかもしれません。
名鉄不動産「メイツ・メイツブラン」が他社とは異なる点
名鉄不動産「メイツ・メイツブラン」が他社とは異なる点をまとめました。
メイツ・メイツブランは東海圏を拠点にしている
名鉄不動産が他社の不動産と異なる点を挙げると、まず第1に東海圏がメインであるという点です。
多くの不動産は関西圏や関東圏がメインになりますが、そこは鉄道会社である名鉄グループなので、地元である鉄道を発展させるために各駅に自社ブランドの「メイツ」を供給しました。
老舗60周年の不動産会社なので、その後首都圏や関西圏にも主に2000年頃から事業の幅を広めています。
それと同時に管理であるアフターサービスにも力を入れるようになりました。
今では本社である関東圏を中心に、関西圏と関東圏でも支社があることから、合計3つの別事業としてマンション供給が行われている大型不動産と言えます。
新防災サポート「3ピースシステム」に力を入れている
その他の特徴を見ると、「3ピースシステム」という新防災サポートに力を入れている点です。
これは①各住戸の備え、②管理面の支え、③共用部の備えの3つからなります。
- 各住戸の備え:防災バッグ、防災用ヘルメット、手回し充電ラジオ、エコマスクなど
- 管理面の支え:マンホールトイレ、非常用飲料水生成装置、AED、発電機、カマドベンチ
- 共用部の備え:防災訓練などのサポート
他の不動産会社でも地震や火災へなどの備えというのはありますが、これだけたくさんの備えをしているのはなかなかありません。
これは地震大国日本だからこの防災サポートを行うようになりました。
マンション建設後、そこに住んでいる住人が実際に地震などにあい、その時に感じた必要なもの、必要なことをその後に反映させています。
実際に住人がマンションに住んでみて感じた口コミはとても重要です。その声を集めて実際に管理面・サポート面で次に活かしているのが大きな特徴と言えます。
これらの声が次のマンション供給にも役立っています。名鉄不動産のマンションでは防災に力をいれているのを知るだけでも、そこに安心して住める仕組みがあります。
それを実現しているように感じます。
意見を言えるようなシステムや社風がある
これができるのは、意見を言えるようなシステムや社風があるからとも言えます。
なかなか大きな会社になると発言力は弱まったり、わかっていてもできないですからね。
ユーザーの要望やニーズを上手に使っているのが名鉄不動産。
その要望やニーズを今後は先取したプランを立て、利便性のある立地、そして買いやすい価格の3つに力を入れているのを感じます。