パナソニックホームズ(Panasonic Homes)の分譲マンションと言えば「パークナード」というブランドです。
総合ブランドパナソニックを活かしたマンションづくりをしているのが特徴で、エネルギーやエコロジーの面でもパナソニックブランドを上手に取り入れています。
パークナードの特徴や、他社と異なる点について紹介します。
パークナードの特徴、ブランド名の由来や種類
- 設立:1963年(ナショナル住宅建材株式会社)
- 営業地域:首都圏、近畿、北海道、中部、西部
- 会社:パナソニックホームズ
- コンセプト:あなたと夢を、ごいっしょに。
1963年にナショナル住宅建材株式会社を設立。1977年に一戸建て住宅ブランドを「パナホーム」にします。
その後2002年に社名を「パナホーム株式会社」に変更。
2004年に分譲マンションとして「パークナード」が使われ、パークナードテラス東中野やパークナード春日ヒルズが誕生。
2018年に「パナホーム株式会社」から「パナソニックホームズ株式会社」に社名を変更し、現在に至っています。
企画・設計・施工までは「パナソニックホームズ」が担当し、管理に関しては主に子会社「パナソニックホームズ合人者コミュニティ株式会社」が担当しています。
パナソニックブランドを活かした全国規模の分譲マンションです。
ブランド名「パークナード」の由来
パナソニックホームズの分譲マンションブランド「パークナード」の由来は、パーク(公園)とプロムナード(散策・小路)の単語をあわせた造語です。
公園のようにのびやかな空間と、小路がもつ自分だけのくつろぐ時間を表現しているそうです。
またパークナードには、パナソニック(Panasonic)の文字で使われている「パ(Pa)」と「ナ(Na)」も使われているので、その点でもかかっています。
「パナソニックホームズ」ブランドの種類
- 分譲マンション:パークナード
- 賃貸マンション:パークナード・フィット
- 一戸建て住宅:パナホーム(シティ)
- 木造一戸建て住宅:パークナード・テラス
分譲マンションは「パークナード」、賃貸マンションは「パークナードフィット」に統一されています。
ただし、木造一戸建てには「パークナード・テラス」という名前を使っており、その点だけが例外になっています。
パークナードが他社とは異なる点
パークナードが他社とは異なる点をまとめています。
パナソニックの総合力と環境への配慮
パークナードはプランニング&デザイン、性能、環境への配慮、パナソニックの総合力、品質管理、アフターサービスと6つのポイントに力を入れています。
この中でパークナードが他社と大きく異なるのが「パナソニックの総合力」そして「環境への配慮」でしょう。
パークナードと言えば誰もが知っているパナソニックです。
この別部門での技術(テクノロジー)やエコロジー、エネルギーなどをマンション部門にも取り入れている点です。
例えば、トイレ・バスルームなどのエコキュート・エコジョーズ、電球のLED証明、家電の手入れしやすい水廻りやシンク、CO2削減やエネルギーシステム、省エネ、太陽光発電、蓄電池、節水型便器、外壁タイル、パナソニックホームズで先端の住宅設備などを取り入れています。その他にもまだまだあると思います。
このようにパナソニックの別部門でのテクノロジーを、マンションにも取り入れていられるのが「パークナード」の大きな特徴と言えるでしょう。
一戸建て住宅「パナホーム」の良さを、分譲「マンションパークナード」に活かしている
一戸建て住宅パナホームの良さを、分譲マンションパークナードにも活かされているなと私は感じています。
特に面白いと感じているのが、マンション一階には屋外のスペースを広くとり、専用庭とテラスを多く採用している点です。これは複数のマンションで見かけています。
マンションの一階はすぐ外に出られる便利さはあるものの、やはり誰もが通る場所ということで敬遠されがちです。
そこで専用庭とテラスを設けることで、一階に住む良さを引き出しています。まるで一戸建ての庭のように使えます。
これは一戸建てパナホームの良い面が採用されているなと感じます。
このように分譲マンションで窮屈に感じる点を、一戸建て住宅の良い面から採用することで、魅力を引き出しています。
以上のような特徴は他社もわかっていてもどうしても土地のスペースの関係上採用していないところが多いです。
しかしパークナードは結構取り入れているので、このマンションに住んでみたいと思わせるメリットをうまいこと利用できているなと感じています。