JR九州(九州旅客鉄道)の分譲マンションと言えば「MJR」というブランドです。
地元九州を中心に展開するマンション会社ですが、最近大阪にタワーマンションを建てたりと知名度を上げてきています。
鉄道の駅ビル・商業施設の建設、そしてマンション建設は切っても切れない関係です。
MJRの特徴や、他社と異なる点について紹介します。
MJR(JR九州)の特徴
- 設立:1987年
- 営業地域:九州、大阪
- 会社:九州旅客鉄道株式会社(JR九州)
- コンセプト:3つの「P」:Place(立地)、Price(価格)、 Plan(間取り)
鉄道会社であるJR九州(九州旅客鉄道)の分譲マンションが「MJR」。地元九州ではトップクラスの販売実績があります。
マンションも鉄道と同じく安全とサービスを基盤としています。
元々はJR九州の駅ビル事業からスタートし、その流れとノウハウから1989年より不動産事業に進出しています。
MJRとは、JR九州の「JR」と「Maison de Joli Reve(楽しい夢のある住まい)」の頭文字に由来しています。
コンセプトの「3つのP」は、Place(立地)、Price(価格)、 Plan(間取り)から来ています。常にこの3つをバランスよく調和させることをマンション造りのコンセプトとしています。
ほとんどは九州地方を中心としたマンション供給ですが、2018年~2019年に大阪市の一等地である本町に「MJR堺筋本町タワー」を供給することで、一気に話題になりました。
「MJR」ブランドの種類
- MJR:基幹マンションブランド
- MJR THE GARDEN(MJRザ・ガーデン):ゆとりある敷地を使った大規模マンション
- MJR TOWER(MJRタワー):ハイグレードタワーマンション
ほとんどのマンションには「MJR+地名」になりますが、ゆったりとした敷地を使った大規模マンションには「MJRザ・タワー+地名」、そして超高層タワーマンションには「MJR+地名+タワー」という名前が付けられています。
MJR(JR九州)が他社とは異なる点
MJR(JR九州)が他社とは異なる点をまとめました。
九州の地元を中心にマンション供給
MJRの大きな特徴と言えば、九州を中心にマンション供給を行ってきているという点でしょう。地元に寄り添ったマンション造りをすることで、地方の強みが活かされているのを感じます。
九州と言っても特に福岡県博多が多いこともあり、九州の中でも大都市を中心に供給しています。
立地条件やマンション造りにふさわしい場所をJR九州の駅から近い場所を探し、そこにマンションを建てることで、その駅や街を活性化させることに成功しています。地元密着で成功させたノウハウを次に活かしているのを感じます。
大都市の商業施設の経験やJR九州グループホテルなどの経験を活かしたマンション造り
その他の特徴を見てみると、特に大都市の商業施設の経験や、JR九州グループホテルなどの経験を活かしたマンション造りを行っているという点です。
マンションが求められているものは、立地条件が良く、プライバシーが保護された快適な空間です。
つまりこれは一戸建てというよりは、高級なホテルの方が近いように感じます。
駅から近い高級感のあるマンションを求めている方は、やはりホテルに近い感覚のマンションだと思います。そういうものができるのがビルやホテルを建設しているJR九州グループなのです。
ノウハウというのは既に同じJR九州グループが持っているので、その最大の強みを活かしたマンション造りが行えています。これは他の大手不動産会社にはできません。
これまでのマンションを見ても、とても高級感があり価値が落ちないような付加価値のあるマンション造りが行われているのを感じます。
JR九州の駅の活性化とマンション建設は重なってくる
鉄道と不動産というのはとても共通しています。鉄道側はその都市を発展させたい、たくさんの人に乗車していほしいという想いがあり、そして不動産側は駅から近い場所にマンションを建てたい、住みたい人たちのニーズに応えるマンション造りがしたいという想いです。
マンションの顧客ニーズの中で最も人気なのは駅から近いこと、その駅から通勤・通学が便利な事です。
特にマンションの場合は多少賑やかであっても駅から近い場所を求める傾向があります。
そうなるとJR九州の駅活性化とマンション建設は重なってくるのです。駅が充実するには人が必要。そうなるためにはマンションや商業施設などの建設が必要だということです。
その両方を備えているがJR九州(九州旅客鉄道)です。新しい街や駅の開発とその周辺に住む場所、買い物ができる商業施設これらを結ぶものを全てJR九州グループがつくり出しています。