子供の小学校入学を期に、住宅(マンション・戸建て)の購入を考えられている方も多いと思います。私もそのタイミングでした。
中古マンションや戸建ての場合は特に問題はありませんが、新築マンションや戸建ての場合は、その住宅の引渡時期、入居時期が決まっています。
それがもし、子供の小学校入学の4月に間に合わなかった場合は、どうなるのでしょうか?
これについては各市町村によってもことなりますが、私が在住している大阪を例に話を聞く機会があったのでその答えをご紹介します。
新築物件の引渡時期が小学校入学までに間に合わない場合は?
子供が小学校1年生になるタイミングで、新築マンションを探し、購入される家族は多いと思います。
私のように、子供に通わせたい公立小学校があり、その校区に引っ越しすることを目的の一つとしていた場合、新築マンションの引渡時期がその年の4月までに間に合わない場合はいったいどうなるのか気になりますね。
これについて先日話を聞く機会があったので、質問してみました。
質問した内容は、「子供が小学校1年生になる4月までに、契約した新築マンションが完成せず、引渡・入居時期が間に合わない場合は、一体どうなるのでしょうか?」という質問です。
具体的にマンションが完成するのは6月という例を出して、4~6月の3ヶ月どうなるのかという質問をしてみました。
- 今住んでいる小学校に3ヶ月だけ通学し、7月から転向する
- 3ヶ月間、親と一緒に新築物件の校区に通学する
可能性としては以上の2つになりますが、実際はどうなるのか聞いてみました。
その答えは、「新築マンションの契約書を持って新しい市町村に行くと、新築物件の校区にある小学校に通学することができます」ということです。
新築物件の区役所・市役所の窓口で確認しよう
この問題は今住んでいる市町村区ではなく、新しくこれから住む場所の区役所や市役所の問題になります。
その為、新築物件の契約書を持って、新しい市町村区の役所で、確認するようにしましょう。
私は今回話を聞けたのは、大阪市区役所の担当の方です。この場合は「小中学校の就学に関する窓口」で聞いてくださいと話されていました。
大阪市だと「窓口サービス課・住民登録グループ」というのが小中学校の就学を担当しているので、そこで確認してくださいとのことです。
因みに、今住んでいる場所とこれから住む場所の両区役所で同じ質問してみた所、全く同じ答えが返ってきたので、そのように決まっているのかもしれませんね。
融通が利いて良かった
市町村の役所と言えば、機械的で融通が利かないところがどうしてもありますが、この件に関しては良い返事が返ってきました。
確かに子供のことを考えると、新小学校1年生がスタートし、数か月で引っ越しなんて考えられないですからね。
現在このようになったのも過去に色々あって、この答えになったのかもしれません。
今回は大阪を例にしましたが、他の市町村に引っ越しされる方も、まずはその引っ越し先の市町村の小学校就学担当に電話して確認してみて下さい。よほど長期間先で無ければ、同じような答えが返ってくるのではと思います。