アートプランニングの分譲マンションと言えば「カサーレ」や「グランカサーレ」というブランドです。
関西を中心に分譲マンションを供給しており、関東では一部のみ。
自社の強い場所で展開しているブランドだと言えます。
カサーレ、グランカサーレの特徴、他社と異なる点について紹介します。
カサーレ、グランカサーレ(アートプランニング)の特徴
- 設立:1978年
- 営業地域:関西、関東
- 会社:アートプランニング
- コンセプト:CASAREism 心地よい住空間を創造
カサーレ(CASARE)とは、スペイン語で「住まい」を意味する「CASA」と、住まいに関するものを「サポート・お手伝い」する「CARE」を融合させた造語です。
アートプランニングの分譲マンションブランドで、「0123」でお馴染みの「アート引越センター」グループと言えばわかりやすいと思います。
本社が大阪にあることから、大阪や兵庫を中心とした場所にマンションを供給。
ほとんどが関西で、一部だけですが関東でも取り扱っています。
シングルから共働き夫婦、DINKS、ファミリーまで幅広いサイズのマンションを供給しています。
コンセプトの「CASAREism(カサーレ基準)」とは、Comfort(快適)、Safety(防犯)、Provide(防犯)、Universal(ユニバーサルデザイン)、Ecology(省エネ)の5つの項目から住まい空間を目指しています。
カサーレブランドでの独自展開以外に、大手デベロッパーとの共同事業も多いのも特徴です。共同事業の場合はカサーレという名前は付いていません。
カサーレブランドの種類
- カサーレ:シングルからファミリーまでのマンションブランド
- グランカサーレ:稀少立地で最高品質の設備仕様のハイグレードマンションブランド
- カサーレフォート:一戸建て住宅
- リ・カサーレ:リモデリングマンション
一般的な呼び名は「カサーレ+地名」で、好立地で高設備のワンランク上のハイグレードマンションを「グランカサーレ+地名」で使い分けています。
同じカサーレ名を一戸建てやリモデリングでも使用しています。
一戸建ては「カサーレフォート」、改築マンションは「リ・カサーレ」という名前になっています。
※「リ・カサーレ」の「リ(Re)」とは英語で「再」びという意味があることから、リフォーム/リノベーションしたマンションのことを指します。
カサーレ、グランカサーレ(アートプランニング)が他社とは異なる点
カサーレ、グランカサーレが他社と異なる点をまとめました。
少子高齢化、エコ環境対策、省エネ対策などの時代が求めているマンションづくりを行っている
まず最初に挙げられるのは、少子高齢化、エコ環境対策、省エネ対策などの時代が求めているマンションづくりを行っているという点です。
今の時代が求めていることを中心に考えた上で、マンションの立地を選び、プランニングを行っています。
特にシングル向きのマンションやファミリーマンションまで、これらを念頭に置いて企画されています。
一つ外れた都市にマンションを供給していること
カサーレの特徴の中で好立地条件なのは他社とは同じですが、一つ外れた都市にマンションを供給していることが挙げられます。
例えば他社の場合、大阪だと梅田、天王寺、心斎橋、南森町、北浜などといった大都会にマンションを建設することが多いのですが、カサーレの場合は明石や新長田、和泉中央、上新庄、大日などの少し外れた駅にマンションを供給しているという点です。
これによりその土地に住みたいと思っていた人や家族へのニーズに応える形になり、早期完売ができています。
一つ外れた都市や駅ではありますが、マンションから会社や学校までは電車一本で行けます。
土地や物価の安い場所を選んでいますが、どのマンションも駅前の好立地だったりするので、資産価値が高く人気のマンションです。
他社とは違うエリアを選んで差別化を図っているのが大きな特徴です。
中古マンションや中古住宅を積極的に改修・改修している
もう一つ挙げるとすれば、中古マンションや中古住宅を積極的に改修しているという点です。
好立地の場合、中古マンションでも非常に資産性が高いものです。
このようなマンションをリモデリングすることで、新しいマンションに生まれ変わらせて、さらに資産性を高めています。
その時のブランドが「リ・カサーレ」となります。
「リ=Re」とは「再び」や「生まれ変わる」という意味があるので、その名前が付いていたら再構築されたマンションということになります。
このリモデリング事業は一から新築マンションを造るよりもコストダウンが実現できます。
住みたいけど住めなかった世帯に向けたリモデリング事業は現在の時代が求める住まいであると言えます。
コストパフォーマンスに優れたストック住宅を展開しています。