住宅購入・準備基礎

マンションの角部屋と中部屋のメリット・デメリット。寒暖・結露・カビなど

マンション外壁

私は賃貸マンション時代に、同じマンション内の別の階に引っ越しをしたことがあります。その時に住んだ階は「7階の南の中部屋」と「2階の南西角部屋」です。

同じマンション内の引っ越しで感じたことは、部屋の間取りや場所によって全然感じ方がが違うということです。例えば、暑すぎる(西日含む)、寒すぎる、カビや結露の問題など。

この中部屋、角部屋に住んでの特徴を実際に体験したことをまとめてみました。

それぞれのメリット(利点)とデメリット(欠点)をご紹介します。

7階南向き、中部屋の場合

中古マンション

最初は7階の南向きマンションに引っ越しました。南側なので日当たりはよいのだろうと思いっていたのですが、南西側に大きなマンションがあるため、日当たりは悪かったのです。

ただ、部屋の中が温かくて冬でも快適。マンションは熱がこもり過ぎるため、寒すぎると感じたことはありませんでした。冬に帰宅した時の温かさに毎回驚かされましたよ。

窓が両端に無いため、喚起するときはベランダ側と前方窓を開けないと風が抜けませんでした。

その理由もあって常に温かいのですが、逆に熱がこもりすぎたり、加湿器を付けていると、カビが生えかけたことがあります。

7階南向き中部屋に住んでいるときは、できるだけ換気を心がけていましたが、エレベーターから近くだったのと、内廊下だったのも関係していて、空気の入れ替えがしづらかったのもあります。

防音性は高いのですが、7階という場所は、予想外に音が上がってくるのを感じます。窓を開けているとノイズが多かったように感じました。

  • 防音性が高いが、音が上に上がってくる
  • 熱がこもりやすい
  • 窓の数が少ないので風の通り道が少ない
  • 換気を常に心がけた
  • 家具の配置がしやすい

夏場は特に風通しにこだわりましたが、どこからかたばこの煙が入ってきて、ずっと風を通すことが出来なかったのが残念です。こればっかりは実際に住んでみないとわからないことですね。

たばこの煙を嫌って折角の風通しをしなくなったのもあり、カビが増えたのだと思います。いかに風通しを良くするかが重要なのがわかります。

 

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2階南西角部屋の場合

中古マンションの老朽化

子供が生れてから部屋数が足りなかったため、同じマンションの2階南西角の3LDKに引っ越しました。

これまでは同じマンションだから同じだろうと思っていたのですが、実際引っ越ししてみて全く異なることがわかりました。

まず2階は意外と静かでした。音が下にはこないからでしょうか。(これは住んでいる場所によって異なるかもしれません)

窓が西側に2か所も付いているので、換気がすぐにできました。縦にも横にも風が通るのは素晴らしいですね。

7階中部屋の時は、空気の入れ替えがしづらかった分、カビが生えそうでその点が気になっていましたが、角部屋は全く問題なし。その後の引っ越しでも必ず角部屋を選んでいます。

 

西日が強すぎる

住んでいるのが南西角ということで、西日の強さに驚かされました。窓を開けていても、6月頃から真夏のような暑さです。

あまりに西日が強いので常にカーテンを閉めている状態になりました。折角の通風がもったいないなと感じました。

しかし冬には大活躍します。11月頃から部屋がポカポカ、カーテンを開けても問題ない部屋だと冬の暖房のコストが下がりますよ。

 

逆に冬は寒い、寒さ対策が必要

じゃぁ冬はいいだろうと思われるのですが、太陽の角度の関係で期待していたほどの温かさではありませんでした。

角部屋の分、壁が薄くて寒すぎました。その為、暖房をつけっぱなしで電気代がすごかったです。西日を期待していたので、これは予想外でした。もう少し上の階の南西角だと温かいと思います。

その後4月~5月あたりにあると、西日の角度が変わってきたので暖かかくなりましたよ。温かくて窓を開けるとスーッと風が抜けるので、この季節は嬉しかったです。

結露はありましたが、中部屋の時の結露によるカビということがあったので、意識して窓の結露を吹いたり、寒くても空気の入れ替えをするようにしていました。

これが良かったのかカビはそれほど発生しませんでした。もしそのままにしていたら、もしかしたら同様にカビになっていたのかもしれません。

この体験談は2階に住んでいたからです。3階以上だと冬は太陽が差し込み快適です。ただし周りにビルやマンションがないことが条件になります。

 

2階は階段でおりられる

部屋の隣が非常階段になっていました。ほとんどの人はエレベーターに行きますが、角部屋で2階となるとその非常用階段から出入りするようになりました。すぐに外に出られるというメリットもありました。

エレベーターを待つ必要がないので、ちょっと出かけてくるということも気軽にできました。

  • 風通しが良い、空気の入れ替えが楽
  • 意外に音が静か
  • 西日がきつすぎる、真夏のような暑さ
  • 中部屋と比較すると寒い
  • 真冬が寒すぎて、寒さ対策が必要

 

まとめ

同じマンションの7階中部屋と2階南西角部屋に住んだことがあるので、その時に感じたことをまとめてみました。

中部屋の方が結露が多くてカビが生えやすい環境でした。角部屋の方が窓が多くて結露はしますが、空気の入れ替えができるのでその分、カビの発生を抑えられたと思います。

結局のところ重要なのは、風を通せるかどうかだと感じています。そのマンションの周囲の環境や構造によって感じ方が異なります。中部屋と角部屋の違いだけではなく、上階や下階も関係していると思います。

南西角は暑すぎるのですが、それでも角部屋は素晴らしいですね。低層階の角部屋はありだなと感じましたよ。次は南東角を経験してみたいです。

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