お金・住宅ローン

マンション購入の頭金はいくらぐらい用意すれば良いのか?

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マンション購入を希望するときにまずはじめに考えるのは「頭金をいくら用意したら良いか?」ということです。

マンションは一括で支払えないので、ほとんどが頭金+住宅ローンの組み合わせで支払う形になります。

その頭金は多ければ多いほど後の住宅ローンの負担が軽くなります。そう考えると「頭金を増やしてからが良いのか?」「すぐに購入した方が良いのか?」が一つの問題になってきます。

今回は「マンション購入のための頭金は一体いくら貯めれば良いのか?」について紹介します。

住宅ローンのルールが以前とは変更されている

住宅ローン返済が大変な図

住宅金融支援機構が住宅金融公庫という名前だった時代は、住宅ローンは「物件価格の80%までしか貸せない」という規約だったため、マンション物件価格の100%を借りられるということができませんした。

そのため「当時は最低でも20%の頭金を用意しないとマンション購入のスタートラインに立てない」ということだったのです。

しかし、現在は受託金融支援機構となりルールが変更されています。

このことが今でも名残としてあるので「頭金は絶対に必要!」ということが言われ続けているのです。

 

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現在は頭金なしでも購入は可能だが、諸費用を用意する必要がある

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現在は物件価格に対して、全額住宅ローンを貸してくれる金融機関が多いので、頭金を必要ではなくなりました。

どちらかというと頭金よりは、マンション購入による「諸費用」を現金で用意する必要があります。

この諸費用とは、印紙税・事務手数料・保証料・火災保険料・団体生命保険料などのこと。その他、家具代や引っ越し代などもあります。

諸費用については「マイホームに必要な諸費用の内訳とお金をいくら用意しておくのが良いのか」でまとめています。不動産価格の5〜10%ぐらいは用意しておく必要があります。詳しくは上の記事をあわせて読んでみてください。

 

新築マンションを頭金なしで買った場合

中古マンション

マンションと言っても新築マンションと中古マンションがあります。中古マンションだと頭金なしでもOKなのですが、新築の場合には注意が必要です。

新築マンションの場合は、購入した瞬間に価格の価値が2割下がると言われています。これは上乗せされた価値で結構有名な話ですが、これがもしも手放す必要担った場合に問題があります。

もちろん最初からすぐ手放すことを前提に購入する方はいませんが、何らかの理由が生じてマンションを売却しないといけない事情がでてきた場合、2割価値が下がった状態だと債務超過になってしまう可能性があるのです。

このようなことは確率的には低い話ですが、絶対とは言い切れません。何かしら問題が起こるということがあり得るので、頭金はあった方が良いのかなと思います。

 

まとめ

マンション購入は30代頭金なしと40代頭金ありではどちらがお得か比較してみた」という記事のなかで、マンション購入を希望した30代が頭金無しでマンションを購入した方と、40代頭金ありでマンション購入をした方の比較をしてみました。

私は40代頭金ありで中古マンションを購入しましたが、30代からマンション購入を希望していながらタイミングがあわず購入できなかったのです。

その後、40代で頭金が増えたときに良い物件を見つけてやっとマンションを購入したわけですが、やはり今となっても賃貸マンション時代の賃貸料がもったいなかったなという思いが残っています。合計すると結構な額でした。

現在は金利も低いので良い物件が見つかったタイミングで、頭金なしで分譲マンションを購入するのもありだと私は思います。

もし私が20代後半から30代前半の当時に戻れるのであれば、迷わず頭金なしでマンションを購入していると思います。それだけ賃貸マンションに支払った賃料はまとめるともったいないのです。

ただし、頭金はなくてもマンションを購入できるようになりましたが、諸費用は絶対に必要なので現金を用意しておく必要があります。

また、いざという時のための貯蓄は200万円ほどあれば、頭金として使わずにもしもの時のために置いておくことが良いのではと思います。

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