私自身がファミリー世帯向け3LDKの中古マンションを購入しました。
購入する前は自分の考えていた予算をどうしてもオーバーしてしまい、「希望のマンションを見つけられない」「今後妥協しないといけないのでは?」と悩んでいました。
できるだけ妥協せずに予算内でファミリー向けマンションを購入するにはどうすれば良いのか?
その時に相談したり、本を読んだりして何とか予算内で希望のマンションを買うことができました。その時の経験を踏まえて紹介します。
「駅から徒歩何分」の範囲を少し広げてみる
マンション価格を決める大きなポイントに「駅から徒歩何分」というのがあります。
例えば「駅から徒歩5分」だと、そのマンションは立地条件が良いので強気の価格であるのがよくわかります。
そこで、その駅から何分というのを少しだけ広げてみましょう。例えば「駅から徒歩8~10分」まで。
「駅から徒歩何分は実際はそれより遠い、どのような基準なの?」でも書きましたが、「駅から徒歩10分」だと実際は「プラス5分」を足した「駅から徒歩15分」かかることになるので、できれば「駅から徒歩8分まで」が良いと思います。
このように数分延ばすだけで、マンションの物件価格が下がることが多いです(場所によっては強気のエリアもあります)。
個人的な感想ですが「駅から徒歩10分以上」はやめておきましょう。
実際に毎日の行き来がタイヘンですし、いつかそのマンションを売却したり、賃貸マンションとして貸し出すことを想定すると、やはり買い手が付きにくくなりますからね。
実際に歩いてみると、「これは少し遠い」とか、「思ったより近い」というのがよくわかると思います。
角部屋や南向きの部屋にはこだわらない
マンションの価格を決めるのに角部屋と南向きの部屋は特に価格が高くなります。これは日本のマンションの価格設定の特徴だそうです。
その理由は南向きの部屋は日当たりがよく洗濯物がよく乾くという理由で、角部屋というのは日当たりにプラスして、窓が多いので風通しが良かったり部屋の間取りがよかったりという理由からです(角部屋は部屋数が多いという理由もあります)。
以上のことから角部屋と南向きの部屋は、他の部屋より高く設定されています。
北側の部屋は常に暗くなりがちですが、夏は涼しいのと部屋やタンスが日焼けしないというメリットもあります。
冬は暗いという方もいますが、階数が上にあると思ったよりも部屋は明るいです。またマンションは密閉感があるので、常に温かいのも特徴です。
例えば「日中は働いていて家にはそれほどいない」という方は、南向きである必要性が減ってきますね。
そのマンションにどれだけいるのかを考えると、それ以外の部屋でも良くなってきます。
住みたい街候補を少し増やしてみる
今探している街・エリア以外に他に便利な場所や駅はないかを考えてみましょう。
人は自分が育った街やよくとおるエリアなどを中心に住む場所を考えがちですが、自分が思っている以上に同条件の街が存在します。
「絶対にこの校区でないとダメ」という事情があればこれ以上エリアを広げられませんが、そのような条件が無ければ、同じ沿線でお手頃価格のマンションは結構あります。
その他、近くに他の路線(電鉄)があれば、そちらの方も見てみましょう。すると急に物件価格が安くなっていることが多いです。
道一本挟むだけで、価格が大きく変わっていることに気が付くと思いますよ。
これだと通勤・通学の時間がほとんど変わらずに、マンション価格が下がったマンションを購入することができます。
新築マンションにこだわらず、中古マンションも候補にする
3LDKのファミリー向けマンションは、新築マンションに限定して探すと意外と少ないものです。
昨年までは結構あったのに、今年からは急にファミリー向けマンションが建てられなくなったといいうことは結構多いです。
自分が買いたいタイミングにファミリー向け新築マンションがなければ、中古マンションの購入も検討することをおすすめします。
中古物件と言っても、10年以上前の古いマンションをイメージしがちですが、築5年の中古マンションから候補にしてみるとマンション価格を低く抑えられ、自分が住みたい街で見つかる可能性も広がってきます。
まとめ
私は当時築8年の中古マンションを購入しました。希望の間取りで3LDKです。
最初は新築マンションで探していましたが、どうしてもタイミングが悪かったのか、希望のマンションをみつけられませんでした。
そこで考え方を変えて中古マンションも視野に入れて両面で探してみたところ、築8年のマンションを見つけることができたのです。
築8年の中古マンションだと、それほど古くありません。マンション自体も新品で、ロビーも広く綺麗、そして間取り、部屋も特に古くは感じませんでしたよ。
最初は築5年までを探してみて、少しずつ範囲を広げて見ると良いと思います。
ある年数を超えると急にマンション価格が下がっていたので、希望の街、希望の駅、希望の徒歩数、南東部屋を見つけることに成功しました。
いつまでたってもマンション価格が下がらないエリアも一部でありますが、年数が経つとどうしても下げざるを得ないエリアも多いです。
検討エリアを少し広げながらも希望のマンションを見つけてみてください。